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英語論文がリジェクトされてしまう10の理由(2)

こんにちは! 英文校正ワードバイスです。
前回に引き続き、本日は英語論文がリジェクトされてしまう理由のうち後半部の5つをご紹介します。

6.ターゲットジャーナルのフォーマットを遵守していない場合

これは基本的なミスです。研究の方向性がジャーナルがカバーする範囲に含まれていなかったり、ターゲットジャーナルのガイドラインを遵守していない場合がこれにあたります。ターゲットジャーナルを読み、投稿者ガイドをきちんとチェックすることで単純にこのミスを回避することができます。

7.データの不一致

研究が資料の収集・分析・計算を含む場合、完成前に必ず資料のデータにミスがないか確認しなければなりません。論文で提示されているデータの一つのミスが、論文全体の結論に大きな影響を与えることもあります。例えば、抄録で84人の患者が参加したと記載したにも関わらず、票にて86人の患者と表記している場合などが、これにあたります。各セクションの執筆前に抄録を完成させてしまった場合、研究を実際に行った人物とは異なる人物がデータ処理を行った場合、研究の過程で被験者に何らかの変更があった場合などにこのミスが発生しやすくなります。その原因が何であろうと、論文中のデータ不一致はその研究と研究者に対する信用を損ねかねないため、必ず避けなくてはなりません。

8.フォーマットの整っていない参考文献リスト

すべてのジャーナルは参考文献の記載方法について独自の規定を課すことで、著者が使用した参考資料の検証を可能にしています。引用部分で参照番号を振って文書の最後に参考文献を羅列することが一般的ですが、APA,MLA等ジャーナルが従う書式によってその表記方法は異なるため、必ず投稿するジャーナルガイドをHPで確認しましょう。ジャーナルは資料表記が誤っていたり、記述ルールに従っていないなど、reference部分が雑然とした印象の論文はその時点でリジェクトする傾向にあります。

9.図表で不十分・または誤解を招くデータを提示している場合

図表が各ジャーナル指定のスタイルや分量を守っていなかったり、数字がごちゃごちゃと羅列されていて読みにくい場合などがこれに該当します。表やグラフは常に視覚的に読みやすい形で提示しましょう。査読者によっては、まず図表やグラフだけを簡単に確認することでその論文を精読する価値があるか判断する場合もあります。

10.ひどい英文法・スタイル・構文

英語の完成度が低いという理由だけでリジェクトされるとは言い切れませんが、英語の完成度はエディターが論文全体に対して抱く印象に影響を与えます。丁寧な英語で書かれた論文のアクセプトの確率が高いということは、現在までに多数の例によって証明されています。

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