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海外大学出願用エッセイで避けたい5つの間違い

5 College Admissions Essay Mistakes to Avoid

成績(Grades)、成績評価点平均(GPA)、成績証明書(transcripts)は、いずれも大学に出願する上で重要な要素ですが、それらは単なる数字でしかありません。出願用エッセイこそが、“あなた”自信を、大学の入学選考委員たちに強烈にアピール出来る手段なのです。大学の入学選考部門は、選考過程の初期段階で、成績などの数字によって振り落とすかもしれませんが、最終的な決め手は自己紹介エッセイ(personal statement essay)なのです。

ワードバイスは大学出願用エッセイを熟知しています。毎年、大学を志願する多数の学生たちから数千万という文字数の校正依頼を受ける為、良いエッセイ、悪いエッセイ、素晴らしいエッセイを判別できる上、選考担当者の関心を引き付けるエッセイの要素を理解しています。

ここではエッセイを書く上で、してしまいがちで、避けるべき間違いを観察しながら、良い自己紹介書の書き方と、あなた自身の自己紹介書を上達させる方法をご紹介します。

良い海外大学用の出願エッセイとは?

エッセイを書く上で避けたい間違いを見る前に、良い出願用エッセイとはどんなものか見てみましょう。効果的な自己紹介書とは、あなた自身及び学問の背景を幅広く総合的に表現し、あなたが描いているゴールを読む側に伝え、与えられた論点に直接的、かつ明確に答えているものです。

過去に成功した学生たちが書いたエッセイを参考にするのは、良い出願エッセイの書き方を学ぶ最善方法の一つです。

ワードバイスで紹介している自己紹介書の成功例を是非ご覧ください。

お手本になる素晴らしい自己紹介書の例をご覧ください。お手本エッセイを読むと、素晴らしい出願エッセイとはどんなものか、更に、大学の選考部門担当者が何を求めているのかが理解できます。

海外大学入試エッセイの書き方で役立つコツ

成功したお手本エッセイを読んだ後に取る次のステップは、役に立つコツとチェックリストの熟視です。そうすることで出願用エッセイの執筆過程が整理されるので、エッセイに取りかかる前に、先ずはここで紹介する役立つコツを身につけ、チェックリストにチェック済の印をつけながら出願過程を進めましょう。

海外大学出願用エッセイで、間違いを避けるべき重要な理由

たとえ出願用エッセイに上記で記述したアドバイスを全て取り入れたとしても、間違いは絶対に避けるように注意を払いましょう。これは非常に重要な点です。

ネガティビティ・バイアスとは、人間はポジティブや正しい思考と感情よりも、不愉快な思考と感情を記憶に残し、思い続け、行動する、という意味を表す心理学上の概念です。そうならない為に、出願者は、エッセイに記述する身の上話の出来事や状況がたとえネガティブであっても、常にポジティブで実りの多い要素に視点を当てることが大切です。

それは海外大学出願用エッセイを執筆する上で、何を意味するのか?

あなたの書く自己紹介書は、アプリの人工知能(AI)による文法・スペルチェック機能で、単に間違いを摘出されるだけではありません。あなたの自己紹介書は、大学の入試選考責任者たちに読まれ、解釈され、評価されるのです。彼らは経験豊富なプロで、理由が何であれ、彼らが相応しないと見なせば、あなたの自己紹介書は不合格になります。

教育コンサルタントのランディ ヒースマン(Randi Heathman)氏は、エッセイが不合格になる理由を下記のように記述しています。

弱々しいエッセイは、ざっと読んだ後ですくい取られます。素晴らしくもなく、良くもないエッセイは、おそらく選考者たちがエッセイに目を通した後で、成績証明書やテストスコアを基にして合格させるべきか否かを評価するでしょう。悪いエッセイは読んでも貰えません。もしもあなたが悪いエッセイを提出したら、入試選考委員たちはこう思うのです。1)あなたは良いエッセイを書く為に時間を費やさないのだから、それほど我が大学に入学したいわけではないのであろう。もしくは2)我が大学での勉強にはついていけないであろう。どちらにしても、あなたは不合格になるでしょう。

言いたいことをご理解頂けましたか?あなたの出願用エッセイは、読む人を引き付けながら的を外さないだけではなく、入試選考委員から無視されてしまうような如何なる理由も与えてはならないのです。

これらの理由から、学生達は出願用エッセイを書く上で、以下の間違いを避けなければなりません。

避けるべき、よくある間違い

ここでは、自己紹介書で避けるべき間違いを箇条書きにして分析してみます。

出願用エッセイでは間違いは避けるべきです

論題(Essay prompt)をエッセイの中で復述してしまう

数多くの大学には、入試選考過程をより能率的にする為とエッセイを簡潔まとめる為に、厳守すべき規定文字数が設定されています。

例えば、ヴィラノーバ大学(Villanova  University)は2種類の出願用エッセイの提出を要求しますが、自由選択エッセイの規定文字数は250文字、”ヴィラノーバを選ぶ理由 (Why Nova?)”を題にするエッセイの規定文字数はたった100文字です。

エッセイの中で論題を復述などしたものなら、あなたは不合格間違いなしです。経験豊富な大学入試選考委員は、そんなエッセイはその場で捨ててしまうでしょう。そのようなエッセイは怠惰を表し、選考委員がエッセイ読みに費やす時間に、あなたは敬意を表していないと思われてしまいます。何としても、ありのままの自分、将来の目標、希望校に自分がどのように調和できるかを伝えることが重要なのです。最も、優秀な学生達は書きたい事が豊富にあるのですから、あなたも書きたいことが豊富にあるべきです。

陳腐な表現を使う

避けるべき間違いの中でも特に注意したいのは、自分を学識深く上流に見せる表現をしたり、脱近代(ポストモダン)的な記述をすることです。そうでないことは、あなたのエッセイを読めば一目瞭然、その上、たいした執筆者でも志願者でもないとみなされるでしょう。何よりも大切なのは、あなたの持つ自己認識、自信、優先判断力、目標を表現する事なのです。

エッセイ中での陳腐な表現の例

過去に経験した挫折や困難な決断をした状況を説明する時、“この出来事は、私の性格に反した結果に終わりました”というような陳腐で遠回しな記述をするのではなく、自分らしさを出して、直接的な表現を使いましょう。例えば次のように。“この時の決断は決して自慢できるものではないが、貴重な教訓を学んだおかげで、より成長した今の自分がいる。この成長できる体験が無かったら、いかなる困難にも取り組める人にはなっていなかったであろう。”

エッセイ上達のためにもっと助けが必要ですか?こちらをご覧ください。伝わりやすい学術英語ライティングのための14のコツ

海外大学出願用エッセイで個人情報を書き過ぎる

自己紹介書は私的(パーソナル)であるべきだとする記述を多く見かける理由は、大学側はあなたの学問的な背景と同様、あなたの持つ世界観と、成功している人々との関わりについても興味があるからです。

ただ、それは、あなたの深刻な個人的事情を長々と語るべきという意味ではありません。論争を招きやすい宗教や政治について語ったとしても、あなた自身が筋の通った公正な見解を持っていれば、大抵は受け入れて貰えます。大切なのは、あなたが他者との境界線を尊重、認識、維持できる人格である事を表現するのです。そして、それこそが大学入試選考委員会が志願者たちに求めている重要なライフスキルなのです。

個人情報を出し過ぎる例

海外大学出願用エッセイで同情を引く

この間違いは、前記の個人情報を書き過ぎる項目に類似しています。通常この類のエッセイの意図は、過去に起こった様々な不幸を記述して、選考委員の同情と哀みを乞う事です。

同情を引こうとする方法は無駄です。思ったよりも数多くの志願生たちが、親の離婚、友人や家族の死、不健全、障害、精神病、事故等を経験しています。

このような人生転機や自己形成に携わる出来事をエッセイに含めたいのであれば、それらの出来事によって、如何に今の自分が形成されたか、そこから何を学んだか、その逆境をどう乗り越えたかを説明する手段として記述するべきです。そして、あなたが人として成長した事、更に、それらの出来事があったからこそ形成された世界観と個性が、今のあなたを素晴らし志願者にしたと記述すべきです。

同情を引くエッセイの例

大学入試選考委員会のメンバーをスタンレーみたいに憂鬱な気持ちにしないでください。

海外大学出願用エッセイに、あたかも自分一人で達成したように書く

たとえあなたのSATスコアがトップに位置していて、成績評価点平均が高くて、表彰状が沢山あったとしても、上には上がある、ということわざを忘れないで下さい。あなたがどんなに素晴らしい志願者でも、あなたよりも優れた志願者は必ずいるのです。

では、どうしたらあなたを、あなたより高く評価される学生たちよりも際立たせることが出来るのでしょう?

謙遜と見地を試して下さい。それは自分以外の人の功績を認める事です。誰もが独りで生きているわけではありません。あなたを援護してくれた人々を認識しましょう。また、高校の先生方や指導者をけなしたり、見くびったりしないように。入試選考委員はプロの教育者として、あなたには、今後、大学のレベルアップした教育者たちと関わる心掛けがあるかを評価します。だからこそ、自己紹介書では、あなたの成長と発達を支えてくれた友人、家族、指導者に敬意をはらうべきです。

“全てが自分一人のおかげ”エッセイの例

校正や、編集がされていない自己紹介書

文法ミスや誤字ばかりのエッセイは必ず投げ捨てられます。大学入学選考の競争率はかなり高いのですから、強みになるものは全て使うべきです。エッセイを完成する過程において、編集と校正には重きをおくべきです。

先ずはエッセイを自分で読み返し、書き換えてみましょう。声を出して読んでみましょう。オンラインの誤字脱字や文法をチェックするツールに数回かけてみましょう。各大学への申請は早めに始めることです。申請締切日の2週間前には申請しましょう。また、エッセイを友人や親や先生に読んでもらいましょう。何故なら、自分以外の人々が持つ異なった見方を取り入れる事で、より良いエッセイに仕上げる事が出来るからです。

ピアレビューとセルフ編集の利点こちらを参照に。

最後に、あなたの出願用エッセイを修正してより良いエッセイに仕上げる為に、エッセイの校正/編集サービス利用を考慮するべきです。自分一人で編集するよりも友人に見て貰った方がより良いエッセイが仕上がるのと同じように、友人に見て貰うよりもプロの校正者に編集して貰う方がより良いエッセイが仕上がります。実は、あなたの競争相手である他の志願者たちは、重要なエッセイを仕上げる為に想像以上の努力と手段を費やしているのです。もしもあなたに時間やノウハウが欠けるのであれば、プロの編集/校正サービスを頼るというのは良い解決策ではないでしょうか。

ワードバイスがあなたのエッセイをより良くする方法

ワードバイスに所属する全英文校正者は、修士・博士号を取得しています。その為、大学卒業で得る学士号のみを条件としている他のサービスに比べて、あなたはより質の高い校正を受けられるのです。ワードバイスの英文校正者は修士・博士号を取得した経験豊富な研究者たちです。更にWired.comは、ワードバイスを、トップレベルの出願用エッセイの校正サービスであると絶賛しています。このような功績に至ったのは、ワードバイスが校正を承る全ての学生、全ての自己紹介書に価値を提供する事、というお客様とのお約束に従事して歩んできたからです。

海外大学出願用エッセイ作成で更に取るべきステップ

これまでの記述から、成功する願書用自己紹介書の多数のコツを学んで頂けたと思います。では、次は何をするの?

海外大学出願過程についてもっと知りたい

大学出願過程や、自己紹介書や、推薦状について、プロからもっと学びたい方は、こちらをご覧ください。 ワードバイス留学お役立ち情報

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