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洗練された英文にするための「スタイル」のコツ5つ

こんにちは!英文校正ワードバイスです。

前回、遅ればせながら2016年ワードバイスライティングレポートを更新させていただきましたが、そちらをご覧いただいた方は英作文の校正事項のうち32%がライティングのスタイルに関係したものということをご存知のことと思います。

今回の記事では、そのようなライティングのスタイルの問題とはどのようなものなのか?そして、洗練されたスタイルを持つ英作文をするためにはどのような部分に気を付けたらいいのかについて中心的に扱う実践編です。

ネイティブが指摘する英語の「文体」とは?

文法ミスのような明確な誤りとは言えないライティングスタイルに関する指摘は、具体的にどういったものを言うのでしょうか。以下の項目に分けて見ていきましょう。

上の5つの項目について、英文校正ワードバイスが校正を手掛けた文書では以下の割合でネイティブからのチェックが入っていました。

受動態関連の指摘が67%を占めているのが分かりますね。更にこのデータを分析した結果、ワードバイスでは、研究論文の29.5%、アドミッション文書の56.4%が受動態を使用しすぎているという事実を発見しました。

研究論文では受動態の使用が適切?

英語論文やアカデミックライティングでは客観性を保つために受動態を使用した方が良いというのが定説になっていましたが、英文アカデミックライティングでの受動態と能動態の使い分け方法に関する記事でも扱っているように、受動態を使用しすぎるとむしろ文意が伝わりにくくなるため現在では推奨されていません。逆に能動態には文章をよりシンプルで伝わりやすくする効果があり、特に、長く複雑な専門用語が頻出することで文章の主語が分かりにくくなりがちな学術論文の場合、能動態を使用することで主語をより明確にすることができます。

ノンネイティブの英語がネイティブ校正者から「冗長だ(wordiness)」と指摘されやすいのも、受動態が一因となっていると言えます。科学論文では意図した内容が誰が読んでも分かりやすく、できる限りシンプルに表現されている必要があります。受動態にこだわらず、いかにして文章を伝わりやすくするかを意識してライティングを進めていきましょう。

特に出願用エッセイで受動態の使用を避けた方がいい理由とは?

一方アドミッションエッセイの場合、受動態の使用はとにかく避けるのが鉄則です。受験・就職やプログラム参加のために求められる書類は、基本的に受け入れ側があなた自身について知るための書類ということができます。よって、主語は常にあなたであることが大前提です。特にSOPやパーソナルステートメントなどの出願用エッセイでは受験生の目的意識や主体性が求められるため、あなたなりの信念のもとに意思決定ができる能力を文章からアピールすることが重要です。ここで受動態を使用してしまうと、どうしても文章から受けるイメージが受け身で消極的なものとなってしまいます。

より洗練された文体にするために

1.受動態

2. 回りくどい表現 (Wordiness)

3. 示す対象が不明確

4. 差別的・攻撃的な表現

5. 話し言葉の使用

今回の内容を読んだだけでも過去のライティングでのミスが蘇ってきて、まだまだ英語学習の道は遠いと感じられた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ネイティブであってもこれらの注意事項を一つ一つ頭に入れて、毎回それと照らし合わせてライティングをしているわけではありません。感覚が身につくまで、失敗しながらライティング能力を磨いていきましょう。

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この記事は、 简体中文 繁體中文 バージョンもご用意しています。

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