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英語論文のジャーナル受理率を上げるための3つの要素

こんにちは!英文校正ワードバイスです。

研究者の皆さまの研究結果は、論文という形で世に出て初めてその真価を発揮すると言えます。研究者の能力は何といってもインパクトファクターの高いジャーナルへの論文掲載数で評価される面が大きい分、研究者の皆さまにとって論文受理率の向上という課題は日々の研究生活の中でも大きな比重を占めるものと思います。

今回は、論文の各セクションの完成度や適切なジャーナルの選択といった具体的な問題以前に、論文投稿における基本的な心掛けを見直す趣旨で作成された記事です。

論文の受理率を上げるためには?

論文の受理率向上という面から考えたとき、まずすべきことはジャーナルの編集者が掲載を求める論文と掲載拒否する論文の基準が何かを把握することです。Elsevier Connectは様々なジャーナルのエディターを対象に論文の評価基準について調査し、次の二つの結果を発表しました。: “Eight reasons I accepted your article“、”Eight reasons I rejected your article“。これを元に、今回の記事では論文の投稿成功確率を上げる方法について、次の3つの観点から探ってみたいと思います。

1. Technical Aspects (テクニック): ガイドラインを遵守せよ

Tip: 論文のフォーマットが各投稿ジャーナルの基準に合っているか、投稿前に必ず見直すこと。

Tip: 初稿段階で投稿するジャーナルを決めておくのが望ましい。そうすることで、始めから論文を特定ジャーナルの性格に合わせて作成することができる。

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2. Methodology (方法): 完成度を向上させよ

Tip: 論文が該当分野における最新の発見について取り扱っていること、また研究課題や背景知識について十分理解したうえで進行された研究であることを言葉にして示すことが重要。

3. Issue Framing(イシューの構想): 適切な問題提起をせよ

投稿前に論文を修正するとき、最も難しい部分が「イシューの構想」と言えます。他の二つの「技術面」や「方法論」とは違って構想は曖昧で分かりにくい概念ですが、何を意味するのでしょうか?

Elsevier Connectの調査によると、ジャーナルのエディターは「重要なイシューに関する洞察力を提供」し、「意思を決定する者にとって有用」な論文を好むといいます。どういうことでしょうか?

Tip: タイトルと抄録を作成するとき、「この研究が実世界でどのように役立つか?」という問いを常に頭の隅に置いておくこと。論文のresult や discussionセクションはまさにこの問いの答えとなる内容を記述するという意識で執筆する。

これから数週間、論文の初稿を作成する際のポイントを一つ一つ説明していきます。英文校正ワードバイスの記事が皆さんの論文受理率向上のための一助になれば幸いです。

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