こんにちは!英文校正ワードバイスです。
特定のジャーナルへの投稿を目標に論文を執筆する際には、そのジャーナルが規定するフォーマットに合わせて論文を書き始めることは基本です。指定するフォーマットはジャーナル毎に異なりますが、MLA (Modern Language Association)やAPA (American Psychological Association) スタイルはその中でも有名な論文フォーマットと言えます。本日は、そのうちMLAスタイルのガイドラインをご紹介したいと思います。
MLAスタイルの論文は人文学系で多く見られます。本記事は、MLA Handbook for Writers of Research Papers (7th ed.) とthe MLA Style Manual and Guide to Scholarly Publishing(3rd ed.)に基づいて作成しています。
MLAスタイル基本ガイドライン
- 8.5 × 11インチの用紙で印刷できる規格で作成
- テキスト行間は2、可読性の高いフォントを使用(Times New Roman推奨)
- 文字サイズは12pt
- 句読点の後ろには1スペース入れる
- ページの余白は1インチ
- 段落の最初の文章は「Tabキー」を使用してインデント
- すべてのページの右上段に、ページ数を記載したヘッダーを挿入すること。上から½ インチの間隔を空け、「テキスト右揃え」で作成。(1ページ目にはヘッダーを設定しないよう別途指定されている場合、それに従う。その他にも別途指導者からのガイドラインがある場合は優先して従うこと。)
- 「斜字」は強調が必要な場合にのみ使用すること
- Endnotes(注釈)がある場合Works Cited Pageとして一括で作成せず、各ページ毎に挿入すること。
MLAフォーマット論文の1ページ目
- 具体的な指定がない場合、タイトルページ(表紙)は作成しない。
- 1ページ目の上段に著者氏名、教授名、講義名、日付を記載する。行間は常に2とすること。
- 行間を2に指定した後、タイトルは「中央揃え」とする。下線、斜字、引用符号などはタイトルに使用しない。Title Caseに合わせてタイトルには大文字を使用する。(e.g. Snow White and the Seven Dwarfs, The Last of the Mohicans)
- 引用符号や斜字はタイトルで他の作品名を引用している場合のみ使用する。
- タイトルと本文との行間も2とする。
- すべてのページの右上段には本人の姓(Last name)とページ数を記載したヘッダーを挿入する。ページ数はアラビア数字(1,2,3,4)を使用し、上から ½ inch空けて「テキスト右揃え」で作成する。
これ以外にも、MLAスタイルに則って論文を作成する際には、引用記載方法やWorks Cited Page作成規則についても確認が必要です。
その他参考資料
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