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英語論文の単語数を減らすための基本テクニック

こんにちは!英文校正ワードバイスです。

英語論文やアブストラクト、アドミッションエッセイの単語数合わせに苦労した経験はありませんか?当社のネイティブチェックサービスをご利用のお客さまの中でも、単語数削減・単語数維持の要望をいただく場合が多くなっています。

(※ワードバイスの英語論文校正サービスはご希望で10%までの単語数削減を無料で行っています。詳しくはこちらのサービスページより!)

本日は単語数合わせのためだけではなく、英文ライティングで重要な文章の伝わりやすさを改善するためにも役立つ、すっきりとした文章に仕上げるコツを伝授いたします!

ところで、ワードバイスにご依頼いただく英語論文を校正する中で、ネイティブが最も多く指摘しているポイントがwordinessです。「Wordiness」とは例えば次のようなことを言います。

In order to improve the competitiveness and cost performance of the low-cost AB5-type alloy battery as so to meet the market demand, the alloy cost should be further reduced.

上の文章でas so toをtoに置き換えることができます。そうすることで単語数削減とwordinessの解決が図れます。

1. Wordyな単語は使用しない

多くの接続語のうち、知っておくと便利な置き替えワードがあります。

2. 基本的すぎる情報は省略する

ターゲット読者にとって分かり切った情報は省略できるか検討してみましょう。特に論文の場合、IntroductionやDiscussionの初めでこのような文章を導入として使用している場合が多いため、注意します。文脈はもちろん大切ですが、あまりにも基礎的な情報を書き連ねると読者を見下しているようなニュアンスが加わってしまうこともあります。例えば、がんに関する論文で“According to the World Health Organization, cancer is a global health problem”のような文章を導入部に使用するのは避けたほうが良いでしょう。

3. 導入の表現は本当に必要か再考する

“It was found that…”, “We found that…” のようなフレーズは本当に使用する必要があるのか見直してみましょう。どうしてもこの文型を使用しなくてはならない理由がない限り、アカデミックライティングではもっと文章を単純化することを考えましょう。

4. 動詞を効果的に使用して文章を単純化

動詞の選択に着目して文章を見直すと、より文章をシンプルにする方法が見えてきます。次の文章を例に考えてみましょう。

5. 意識して能動態を使用

基本的に、受動態より能動態を使用することで単語数を減らして意味が通りやすい文章にできます。

英文校正ワードバイスの論文校閲サービス

英文校正ワードバイスでは文法のミスを徹底チェックするだけではなく、文脈を読み込んだ上でwordinessな表現や違和感のある文型を的確に指摘し、英語論文を伝わりやすくするためのサポートをしています。弊社のサービスに関するお問い合わせ等ございましたら、お気軽にご連絡ください。