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英語論文のAbstractで使用する時制は過去?現在?

こんにちは!英文校正ワードバイスです。

英文校正を手掛ける中で多く見られる間違いに、英文アブストラクト(抄録、要旨)で使用すべき時制の問題があります。

英語論文の抄録では既に完了している研究の結果を説明することとなるため、基本的には過去時制が適していますが、状況によっては異なる時制の使用も可能です。また、近年抄録でも現在時制を使用する傾向が広まりつつあることも、混乱を招く一因となっています。

この記事では、アブストラクトでの文脈に応じた時制の使い分け方法と、現在時制を効果的に用いるための方法を解説していきます!

アブストラクトで使用する時制 – 基本原則

Abstract(アブストラクト、要旨)で使用される時制は主に文が伝えようとする意味によって変化しますが、基本原則は次のようになります:

アブストラクトでの現在時制の使用

一方、アブストラクトで単純な結果に関する記述よりも、研究結果の考察に重点を置こうとする場合は現在時制の使用が適しています。

それでは、以上の事項を Natureに掲載された抄録  を例に確認してみましょう。

以上から分かるように、実際にAbstractのほとんどの文章で現在時制の使用が可能です。しかし、これは上で参照している抄録が具体的な結果や研究方法ではなく、著者の考察に焦点を合わせた記述となっているためでもあります。

時制使用の上記基本事項をふまえ、強調したい事項に適した時制を使い分けるよう、意識してみましょう。アブストラクトの書き方や英語時制についての解説は以下の記事もぜひご参考ください!

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