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二重否定・否定語を避けて伝わりやすい英文にする方法

こんにちは!英文校正ワードバイスです。

本日は伝わりやすい英語というテーマで、二重否定の問題について扱ってみます。

二重否定とは、not + nobody/no one/never など、否定の文型の中に更に否定の単語を使用する表現で、本来文法的に誤った表現のことを言います。

しかし、自分の書いた英作文を後から見直してみると、否定的な単語(negative word)が思ったより多用されているのに気づくことがあります。

問題は二重否定だけではなく、否定表現を使用しすぎると文意が把握しにくくなってしまうという点にもあります。

否定表現を減らして伝わりやすい英文に

下の文章を見てみましょう。:

× It’s not that we’re ungrateful for all that you’ve done for us. It’s just that without additional funds, and unless we have no fewer than five people to work on this project, it might be impossible for us to meet the deadline.

文意がスムーズに頭に入ってきましたでしょうか?この数文のみ見たならば「くどい表現をするものだな」という印象を受けるだけかもしれませんが、このような癖がある人が、全体で数万単語に及ぶ英語論文を執筆したならば、可読性は一気に落ちてしまいます。

上の文章を下のように書き換えると、格段に意味が伝わりやすくなります。:

 We’re thankful for all that you’ve done for us, but we would need at least five people and additional funds to meet the deadline.

明確かつ簡潔な記述が求められるアカデミックライティングにおいて、上のどちらの文章が適切かは言うまでもありません。上の例から分かるように、一文の中で否定表現を何度も繰り返し使用すると、文意が伝わりにくくなります。逆に、意識して肯定文(positive phrases)を使用しようと心がけるだけでも、誰にとっても読みやすい英文にすることができるのです。

※強調の用法で意図的に二重否定表現を使用する場合はありますが、論文などのアカデミックライティングでは避けましょう。

否定語(negative words)を減らすには

文意をより伝わりやすくするためのコツとして、否定語の使用を最小限にするテクニックを見ていきます。

1. 数量について述べるときは、特にno/notの使用を避ける

否定表現を肯定表現に変えてみましょう。

2. No/not + 否定の副詞(hardly, scarcely など)を使用しない

代わりに肯定の副詞を使用します。

3. No/not + 否定接頭辞(un-mis-, in-, and non-など)を含む単語は使用しない

反義語(この場合否定接頭辞を除いた形)を使用します。

4. 否定的な意味を持つ単語(例: absencewithoutfailterminatevoid)を no/notと一緒に使用しない

このような文章を正しく書き換えるためには、文章自体を大幅に修正しなくてはならない場合もあります。

5. No/not + untilを使用しない

多くの場合、onlyに置き換えられます。

6. No/not + unlessを使用しない

多くの場合 only + ifに置き換えられます。

7. 例外表現(exceptions)の中に更に例外表現を入れない (例: except unless)

このような文章を修正するときは一文を数文に分けることを考えてみましょう。

8. Not but forを使用しない

多くの場合、onlyに置き換えることができます。

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