こんにちは! 英文校正ワードバイスです。本日は西海岸の名門大学として有名なスタンフォード大学大学院ビジネススクール(MBA)の出願エッセイについての記事です。2016年の出題例をもとにポイントを解説していきます。Stanford MBAの入学選考にあたってはエッセイが二つ出題されますが、そのトピックはそれぞれ次のようになっています。
Essay A: What matters most to you, and why?
-Focus on the “why” rather than the “what.”
-Do some deep self-examination, so you can genuinely illustrate who you are and how you came to be the person you are.
-Share the insights, experiences, and lessons that shaped your perspectives, rather than focusing merely on what you’ve done or accomplished.
-Write from the heart, and illustrate how a person, situation, or event has influenced you.
Essay B: Why Stanford?
Enlighten us on how earning your MBA at Stanford will enable you to realize your ambitions.
-Explain your decision to pursue graduate education in management.
-Explain the distinctive opportunities you will pursue at Stanford.
-If you are applying to both the MBA and MSx programs, use Essay B to address your interest in both programs.
Suggested Word Count
Essay A 750
Essay B 400
ハーバードのMBAとは異なり、word count(単語数)を明確に提示しているのが分かります。また、各エッセイごとに何にフォーカスして書くべきかガイドラインも提供されています。
それでは、ここからは各トピック毎にどのように作成すればいいのか解説していきます。
Essay A: What matters most to you, and why?
まずこの質問は、あなたがどのような人間か?そして、どのようなことがあなたにモチベーションを与えるのか?ということを入学審査官にアピールする良い機会です。また、MBA進学コンサルタントであるBlackman氏によれば、この質問に対する答えは必ずしも自身のキャリアと関連付けて答える必要はないといいます。彼女が言うには、志願者がのような成功を成し遂げてきたのかということよりも重要なのは志願者が今までの経験、周囲からの影響の中でどのようなことを学び、どのようなことが進学の動機となったのかということについて作成するのが適しているそうです。また、エッセイをする前のブレインストーミング段階では
What keeps you awake at night?
When you look back at your life, what will you admire and regret about your choices?
このような質問について常に自問自答し、具体的な例を交えながら文章を作成していくことでEssay Aのトピックにあったエッセイを執筆することができるでしょう。
Essay B: Why Stanford?
このエッセイは志願するプログラムに関して可能な限り熟知していなければ作成できません。教授はもちろん、在学生、卒業生に関する情報も自身のキャリア目標に合わせて関連させると良いでしょう。Blackman氏によれば、Stanford MBAは学生が大きな夢を抱いているか?その夢を実現させられるだけの強い意志を持っているか?ということをこのエッセイから読み取ろうとしているといいます。まず、自身が思い描くdream careerを設定し、20年後の本人の姿を想像した後にエッセイの執筆に取り掛かりましょう。最も重要なのは、志願者がどれほど意欲的で大きな夢を抱いているのか、また、その夢を実現するにあたってスタンフォードMBAはどう役立つと考えているのかについて論理的に述べることです。
しかし、ここで注意しなければならないのは、まるで志願者が今現在すでにキャリア目標を実現しており、これからいかなる成長も助けも必要のない完璧な存在であるかのように書いてはいけないということです。MBAは学生個人が望む目標の実現に向けて指導・支援する架け橋のような存在を志向するのであり、今現在よりも高い目標や夢を抱く人物を求めます。自己アピールするのはいいですが、この点を勘違いしないように気を付けましょう。
英語ネイティブでないと、文法や単語選択、自然な言語使用といった面では本人だけではなかなか認識できないミスが発生してしまうのは当然です。しかし、志願者の熱意や誠実さも同時に判定する大学院出願エッセイの場合「ネイティブでないからこのくらいのミスは仕方ない」という態度は許されません。
英文校正ワードバイスでは長年にわたる英文エッセイ添削・指導経験を持つ熟練のネイティブ校正者がMBAエッセイ添削を担当いたします。校正者の多くは英米名門大学にて修士・博士号を取得しており、アドミッション文書における専門性が優れた校正者のみがエッセイ添削担当に配属されるため、お客様のニーズに合ったコンサルティング・コメントが可能です。
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